労働者健康安全機構健康保険組合理事長 藤枝 茂 当健康保険組合が行う保健事業は、第2期データヘルス計画(平成30年度~令和5年度)に基づいて行っています。このデータヘルス計画は、日本再興戦略(平成25年6月)で、国民の健康寿命の延伸のための予防・健康管理に資する新たな仕組みづくりとして位置づけられ、健康保険組合にその作成と実施が義務付けられています。 特定健康診査・特定保健指導、受診勧奨(生活習慣病に係る重症化予防)などの保健事業は、事業所が行う労働安全衛生法に基づく事業と密接な関係があります。そして、これらの事業を効率的・効果的に取り組むためには、事業所と健保組合が協働(コラボヘルス)していく必要があり、「健康白書」は、まさにコラボヘルスによって完成したもので、加入者(労働者とその家族)の健康課題を可視化することにより問題点の共有化を図ることを目的としているところです。 働く人たちの健康を守り、職業生活ひいては日本の経済の礎を支えてゆく加入者のための当健康保険組合であり、今後も疾病予防や健康づくりのための事業を行って参りますので、なお一層の御支援、御協力を賜りますよう切にお願い申し上げます。 最後になりますが、健康白書作成に当たり、大変お忙しい中、データ提出にご協力いただいた各事業所の担当者の皆さまに感謝申し上げます。ごあいさつ
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